近年、環境問題への関心が高まる中、育児においてもエコ意識を持つママ・パパが増えています。とくに30代ママ世代は、「子どもの未来のために、できることから始めたい」という思いから、サステナブルな育児=エコフレンドリー育児に関心を寄せています。
この記事では、「どんなアイテムがあるの?」「どう選べばいいの?」という疑問に応えながら、環境にも家計にも優しいおすすめの育児アイテムをご紹介します!
- エコ育児とは、環境にやさしい素材・方法を取り入れること
- おすすめのアイテムは、布おむつ・オーガニック衣類・自然素材のおもちゃなど
- エコ育児は、子どもの健康、家庭の節約、そして地球の未来につながる!
エコフレンドリー育児とは?

エコフレンドリー育児とは、環境にやさしいアイテムや工夫を日常の育児に取り入れることです。たとえば、以下のような実践があります。
- 布おむつや再利用可能なグッズの使用
- プラスチックの使用を減らす工夫
- オーガニック製品の選択
- 電力・水の節約を意識した生活スタイル
まさにエコフレンドリーな取り組みは、環境だけでなく人や動物に優しい、サスティナブルな社会への第一歩となることでしょう。
エコ育児のメリット
- ごみの量を減らすことで、CO2削減などの環境配慮につながる
- 非黒の購入費用の節約ができる
- 生ごみ粉砕機を利用することで、ごみの発生を減らすことができる
- 食べ物を無駄にしないという意識を身に付けることができる
- 循環型社会の重要性を学ぶことができる
- 食べ物の大切さを自然に学べるきっかけとなる
環境に配慮したエコフレンドリー育児は、家計にも環境にも優しいだけでなく、子どもの教育にも役立つ要素がたくさんあります。
住まいについてもエコフレンドリー育児を意識した住環境を整えることで、省エネルギーな設備や再生可能エネルギーの導入(ZEH住宅)を取り入れ、永く住みやすい環境を作り出すことが可能です。
エコフレンドリー育児アイテムの選び方

エコフレンドリー育児を意識したアイテムを選ぶことは、一見すると難しいかもしれませんが、どの方法も簡単に日々の生活に取り入れることができます。
環境に優しい素材を選ぶ
オーガニックコットン、天然素材、リサイクル素材などを使った製品は、環境に配慮された製品を選ぶのがオススメです。
有害化学物質や香料、着色料を含まない製品を選ぶことで赤ちゃんの敏感な肌にも安心なので、肌荒れが心配なパパ・ママでも安心して利用できます。
省エネ・無駄を減らすアイテム
例えば、以下のようなアイテムは省エネ且つ無駄を減らせます。
- 洗って繰り返し使える布おむつ、ベビー食器
- 長く使える耐久性のある製品(おもちゃ・ベビーカーなど)
- 自然エネルギーや節電設計を意識したアイテム
ただし、布おむつは何度も洗って使うアイテムであるため、産後の肥立ちが悪いママやワンオペ育児である場合は、負担になってしまうことがあります。
あくまでも体調や赤ちゃんの機嫌に合わせて無理なく取り入れることが大事です。
また、おもちゃやベビーカーはパパ・ママの好みや赤ちゃんの好みもあるので、「省エネ・無駄」にこだわらず、日々を穏やかに過ごせるよう楽しみながらアイテムを選ぶようにしましょう。
おすすめエコフレンドリー育児アイテム

では、おすすめエコフレンドリー育児アイテムをご紹介していきますので、ぜひアイテム選びの参考にしてみてください。
布おむつ&エコおむつ
布おむつは、通気性がよく、洗って繰り返し使えるためごみを減らせるといったメリットがあります。
布おむつには「輪おむつ」と「成形おむつ」の2種類があります。
こちらの「輪おむつ」という種類は、0か月~5ヶ月くらいまでのねんね期まで体重増加に合わせて自由に二つ折りや三つ折りにすることができます。
一方、「成形おむつ」は活発に動く生後6か月前後から使用することができ、布おむつに慣れてきた方におすすめのアイテムです。
また、布おむつは以下のようなおむつカバーも必要になるので、好みに合わせて選ぶようにしましょう。
一方、ライフスタイルによっては布おむつを取り入れるのが難しい場合もあるでしょう。そういった方は「エコおむつ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
多くのエコおむつには、オーガニック素材・生分解性素材使用しており、市販では「ナチュラルムーニー」や「Bambo Nature」などが人気です。
オーガニックベビーウェア
オーガニックコットンを使用したロンパースや肌着は肌に優しく、環境にも配慮された製品が多いです。
オーガニックコットンで出来ていますが、デザインも可愛らしい製品が多く販売されているので選ぶときも楽しめるのではないでしょうか。
ベビーフード保存容器
ベビーフードは特に菌が繁殖しないような安全な設計を選ぶことが大切です。
ガラス容器はBPAフリーで、におい移りもしにくく菌が繁殖しにくいので離乳食にも安心して使用できます。
また、シリコン製の再利用フードバッグを利用すれば冷凍にも対応し、プラスチックごみの削減にもなるので、使えなくなったとしても環境に配慮して捨てることができます。
自然素材のおもちゃ
最近では、木製・布製の他にもお米でできたおもちゃも販売されており、ナチュラルな見た目も魅力的です。
子どもが好みそうなおもちゃをぜひ、パパ・ママ一緒に選んでみてくださいね♪
ベビーケア&バスグッズ
ベビーケアやバスグッズは直接赤ちゃんの口に入るもの。なるべく天然由来成分のものを選びたいと思います。
敏感な赤ちゃん肌にも使える無添加のベビーシャンプーやローションは環境にも配慮したものが多いので、エコフレンドリー育児を取り入れるのであればぜひ取り入れたいアイテムです。
エコフレンドリー育児アイテムの活用術

エコフレンドリー育児アイテムを上手く取り入れたいと考えているのであれば、以下のようなコツをおさえると簡単にエコ育児を楽しむことができます。
- 冷凍保存対応のフードバッグはまとめて作り置きする
- 布おむつはつけ置き洗いをして、日光が当たる場所に干す
- 初期費用<長く使えるアイテムを重視する
- メルカリやジモティーなどでリユース品を探す
一時期、我が家でも布おむつを取り入れていた際は、つけ置き→数枚まとめて洗う→日干しといったサイクルで交換を行っていました。(園の方針で紙おむつに変更しました)
最初は慣れるまで横漏れしてしまうこともありましたが、紙おむつに比べてゴミが減り、全体的に節約になったかなと思います♪
エコ育児に取り入れたい心がけ

お家でエコフレンドリー育児を推進していくのであれば、取り入れるときに心がけるポイントを少しお話していきます。
家計の見直しに役立つポイントもご紹介しているので、ぜひ取り入れてみてください!
家庭でできる小さなエコアクション
- ゴミの分別や食品ロスの見直し
- 洗濯物の自然乾燥、水の節約
- 使い捨てではなく「再利用・リペア・シェア」
我が家もそうですが、晴れているのに干すのが面倒でドラム乾燥を使っていたり、買いだめしておいたはいいものの食材が使いきれず余らせてしまったり…。
意外と家庭でエコアクションができているか振り返ってみると、無駄使いしてしまっている部分が見えてくると思います。
環境に配慮した生活はやがて家計の節約にもつながるので、経済的に見直したいと考えている方は、ぜひ取り入れてみるとよいかもしれません。
子どもと一緒に学ぶエコ教育
- 絵本や動画でエコの大切さを伝える
- 家庭菜園やリサイクルを一緒に体験する
我が家では、図鑑を使って地球にはこんな生き物が生きているを話したり、下記のような「エコかるた」を使ってエコとは何かを親子で楽しく学んでいます。
家庭菜園はホームセンターで揃えたプランターと野菜の苗を利用して手軽に育てる楽しさを体験したり、家庭で出たゴミを工作して一緒に遊ぶといった体験を行っています。
工作は「出かけるのが面倒だなー」というときの暇つぶしになるのでお勧めです♪
まとめ|サステナブルな育児ライフを一歩ずつ
エコフレンドリー育児は、特別なことではありません。日常の中で少しずつ意識を変えることで、未来の子どもたちの環境を守ることができます。
環境にも家計にも優しい育児を実現するために、できるところから始めてみませんか?
まずは、オーガニック製品をひとつ選ぶことからスタートしてみましょう。
- エコ育児とは、環境にやさしい素材・方法を取り入れること
- おすすめのアイテムは、布おむつ・オーガニック衣類・自然素材のおもちゃなど
- エコ育児は、子どもの健康、家庭の節約、そして地球の未来につながる!